この曲も演奏しやすい曲で、素直なよい曲と思います。1970年の曲ですので、これまでにあげた曲と似たような楽器使いです(Saxophone, Obe, Bassoonが前面に出ない)。アメリカのスクールバンド向けを意識していたかもしれません。
アメリカのスクールバンドについて、アメリカは州でシステムが違うし、学校の独自性もあるので一言では言えませんが、私が2002年頃、シカゴで訪ねた中学校の様子について...。日本のような部活はありません。音楽の授業で吹奏楽をしていました。学年の音楽の時間になると、生徒は自分の選択した、合唱、ゴスペル、オーケストラ、シンフォニックバンド、バンド(ビッグバンド)に分かれます。専用の部屋があって楽器も用意されています。写真は吹奏楽の部屋です。夏休み中でしたので写真のような感じです。日本の中学校のようにいろいろな種類の音楽を学ぶ(歌が中心な感じですが)のと違い、自分が選択した音楽ジャンルを楽しむという感じです。シカゴのあたりは、訛りがあってバンド(band)がベンド(bend...曲げる?)に聞こえたことも懐かしいです。
ページェントリー序曲です。
音源は、1980年の玉川学園高等部、学内発表会での録音です。ちなみにコンパクトディスク(CD)の発売は、1982年です。この録音は当時民生用には販売されていなかったデジタル録音機材を用いて録音されています。その後テープに落として保存(アナログデータ)していたものをアップロード用にデジタルデータ化しています。テープはカセットテープでなくオープンテープ(19cm2トラック)なので
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