先日、メンバーとの世間話の中で、「V.エワルドの金管五重奏」という話になりました。
久しぶりに「V.エワルドの金管五重奏」と聞いて真っ先に思い出すのは、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのレコードです。1970年にリリースした「JUST BRASS」(ブラスだけ、ちょっとブラスで...みたいな感じかな?)のLPレコードです。
このレコード以前に、「ヴォイス・アンド・ブラス」「ストリングス・アンド・ブラス」というレコードを出していましたから、3枚目として金管アンサンブルだけのもをリリースしたので「JUST BRASS」としたのかもしれません。
ここには、
Allegro vivace, Chaconne, Con brio
Andante, Allegro con moto, Lento, Allegro con anima
Prelude, Scherzo, Interlude, March
Mmoderato, Adagio, Allegro moderato
の4曲が収められていました。
1970年代の日本のブラス文化には大きな影響を与えたレコードといってよいと思います。もしかしたら、世界的にも影響を与えていたのかもしれません。
1974年に初来日、1979年に3度目の来日をしました。1979年の来日時、私は東京文化会館に仲間と聞きに行きました。まだいろいろゆるい時代だったので、楽屋でサインをもらったり、懐かしい思い出です。
1979年の来日の時は、広島でテレビ番組「オーケストラがやってきた」へ出演し、放映されました。カジュアルな雰囲気の中に洗練された音楽と技術で聴衆を魅了しました。なんと、その映像がYouTubeにアップされていました。おそるべしYouTubeです。話言葉もブリティッシュ・アクセントです。日本の学校ではアメリカン・アクセントのことが多いです。私はイギリスのおばさんたちが話すブリティッシュ・アクセントがとても心地よいです。大阪のおばさんがとても大阪を感じるのと似て、英国を感じます。
(KITA)
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