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吹奏楽の演奏会プログラム

  • 執筆者の写真: mitsukeshisui
    mitsukeshisui
  • 8 時間前
  • 読了時間: 3分

吹奏楽は音楽としてはマイナーだと思います。これは生活の中で耳にする音楽、例えば、テレビ、ラジオ、お店のBGMに吹奏楽が登場しないこからわかります。

マイナーな音楽なので、演奏会の曲目の組み立で悩むことがあります。「聞く人の趣向の曲」と「演奏者の趣向の曲」の一致が難しいからです。一般にはポピュラー音楽系に馴染んでいる人口が多いですので、「聞く人」もそうした趣向の人が多いでしょう。そうした趣向の「聞く人」に「演奏者の趣向の曲(吹奏楽曲)」を届けた場合、楽しんでもらえる確率は低いと思われます。「聞く人」が吹奏楽関係の人ばかりなら、楽しんでもらえるかもしれませんが。そうなると、ヒット曲をカバーするように、「聞く人の趣向の曲」を吹奏楽にアレンジした曲で演奏会をプログラムするのが無難ということになります。吹奏楽演奏を仕事にしていれば、有無もなく「聞く人の趣向の曲」で多くの聴衆を得て、演奏収入を上げるのが一番となるかもしれません。アマチュアの場合、「演奏者の趣向の曲」も重要です。吹奏楽をやっていれば、好きな吹奏楽曲、チャレンジしたい吹奏楽曲はあるはずです。これを演奏するということは、演奏や練習のモチベーションの向上になるからです。仕事のようにたんたんと楽譜を音にして、お疲れさまでしたとなるのは、趣味の演奏活動としては物足りません。「演奏者の趣向の曲」は、アマチュア楽団員のモチベーションのために大切です。



学生の頃、キンキンにとんがった吹奏楽活動をしていた思い出があります。聴衆受けのよいアレンジ曲には手を出さず、吹奏楽の名曲ばかりにチャレンジするというものです。アマチュア学生バンドでしたので、楽団の音楽の方向が決まれば、メンバーの練習時間も確保できましたので、突っ走ることができました。また学生や、いろいろな趣向の人がいる首都圏というロケーションに恵まれていたこともあって、範囲の狭い趣向の音楽であってもそこそこの集客をすることができました。 今は、メンバーが多ければ、そのまま大人数で合奏する楽団が殆どですが、1st~3rdクラリネットを2人している他は、基本各パート1名という編成で演奏メンバーを設定していました。人数の多い楽器や初心者は下り番もありました。そんな学生時代の記録を紹介します。各楽器の役割がよく聞こえる、例えは変ですが筋肉系の吹奏楽と思います。



時を同じくして、その頃、一般バンドを手伝うことがありました。そこでは、老若男女、聴衆受けのよい曲目ばかりの演奏会プログラムでした。指揮をされていた方は、お仕事現役時代は都のコンクールでもよい成績をおさめていた教師をされていた先生でした。それだけに、学生の私はその楽団の演奏会プログラムがつまらなくてつまらなくて、先生によく食ってかかっていたもです。そして、「聞く人はおまえみたいな吹奏楽マニアじゃないんだよ」

「学生のように時間の作れる人ばかりではないよ」「楽団員楽器スキルもいろいろ、上手くならなきゃいけないってことはないだろ、楽しめているんだから」など、諭されたものでした。今は、先生の言葉が本当によくわかります。しかし、うん十年前の私は、人数足りない助っ人に行って生意気さんざんぶちまける、ほんと駄目駄目な学生でした。その先生もすでに他界されています。私ももう少しで同じところへ行きますが、恐る恐る訪ねてお詫びをしなければなりません。

 
 
 

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