11月10日(月)
- mitsukeshisui
- 11月11日
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更新日:11月19日
大ホールでの練習でした。今日は演奏会2部の曲目を練習しました。私たちのバンドの演奏会2部はポップスで組まれています。私は、ポップスには苦手意識があります。ポップスはメリハリのきいた曲が多いですが、曲にメリハリをつけるのは、体力と俊敏性が必要だからです。音符を理解しても、曲が時間とともにすすんできたとき、時間の上にかっこよく音符を表現できないことが多いのです。苦手なものはエチュード(練習曲)と思って立ち向かうように自分を言い聞かせていますが、逃げたくなる気持ちもでます。苦手なものこそがんばらなくてはです。

音階は大切という話
私はTpを担当していますが、Tpは発音体が唇や口腔その延長の体をノズルにして先端の唇で発音する仕組みなので、日々のエクササイズ(日課)が必要です。エクササイズが必要でない人もいるかもしれませんが、私には必要です。 部活やサークル時代、毎日1時間以上時間がとれたとき、Tpの発音のコツをつかもうと時間を忘れて吹いていたように、エチュードを開いて練習していたように、練習時間をかけることは今はありません。発音のコツはある程度つかんでいますし、エチュードを積み重ね専門家を目指すわけでもありません。それでも週に一度の練習日を楽しむためには日々のエクササイズは必要です。
エクササイズにかける時間は10~15分です。そしてエクササイズでのメニューのメインが音階になります。音階を使う利点はいくつかあります。 ① 楽譜やエチュードを準備する必要がない。
② 楽器の音域幅をくまなく発音経験でき、発音慣れできる。
③ 曲演奏の際の調号・臨時記号への対応(主にフィンガリング)に慣れられる。
④ アーティキュレーション変化させやすい
他には、曲演奏に対しての発音プレッシャーが減る、合奏前のウォームアップの必要性を感じなくなる(いつでも発音OKに感じる)など、まだあるかもしれません。
だいたい、BbTpの実音low-Fからhigh-Fまでの3オクターブの間をピアノのハノンの38番のようにくまなくドレミファソラシドします。私の場合は発音のコツはある程度コツをつかんでいるので、時間がとれない(5分くらいの)ときは発音に抵抗のないmid-Bbからhigh-Bbの音域はドシラソファミレドと下降形だけ使うことも多いです。その日確保できる時間によって上行形、往復形、アーティキュレーション変化、2オクターブ拡張など組み合わせを加えていきます。
Tpは金管の高音域を担当する楽器ですが、アマチュアのTp奏者でTpの中高音域の発音に苦労する人は多いです。たぶん原因は発音のコツをつかんでいないのと、それの発音慣れしていないためと想像します。
私も高音の発音は苦手です。high-Bbからdouble-high-Bbの音域は使い物になりません。high-Fまでは音階練習の音域にしていますが、その上は発音のコツもつかめていない状態です。Tpを始めてから、なんとかHigh-Bbまで確保しようと半音ずつ音階を重ねていった頃のようにdouble-high-Bbまでと積み続ければよいのでしょうが諦めている自分がいます。吹奏楽ではhigh-Bbくらいまでが多いのでhigh-Bbを安定確保するためにhigh-Fくらいまでは音階確保しなければとhigh-Fまでは音階発音していますが、そこにとどまっている現状です。演奏音域はhigh-Bbまで、音階音域はhigh-Fまでであります。 現在Tpの中高音域の発音に苦労している人も音階で少しずつ積んでいけば必ずコツをつかめます。音域確保に同級のTp仲間より数年遅れ音域確保に苦労した私が実感していることですので間違いはありません。
YouTubeでいろんな方がアップしているように「はぐれ刑事純情派」のTpソロ(演奏音域high-Gまで必要)が吹けるとかっこいいのですが、演奏音域high-G確保するには音階音域はやっぱ普通にdouble-high-Bbまで確保できないとです。私には必要ないとか自分に適当に理由つけて逃げてます。

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