hymn to the fallen は、HAL LEONARD のウィンドバンド用の楽譜を使っています。コーラスパートのある曲でコーラスがないため少し調整をしようと思いスコアをみています。ロイヤルエアフォースバンドの音と違うのはコーラスパートだけかと思っていましたが、この楽譜とはだいぶアレンジが違うことに気づきました。この楽譜よりシンプルな編曲です。バンドのアレンジャーなどが編曲した独自の楽譜を使っているようです。シンプルな編曲で演奏のレベルが高いので美しく聞こえるのでしょう。とりあえず曲が厚くなる手前まで少しバランスを調整してみましょう。
音声データのYouTubeへのアップロードについて
メンバーのチェック用録音のアップロード先にYouTubeを利用しています。YouTubeもアップロードされて、説明部分に時間を書くとチャプターがついて頭出しができるようになりました。
長い練習記録などは、自分に関係するところだけチェックしたいことがあります。PCやスマホ環境で便利なのは、こんなときに、画面スライダで時間表示を参考に頭出しや早送りが簡単にできることです。
ただYouTubeはWAVやMP3の音声データ形式は受け付けないのでYouTube指定のMP4(動画H264音声AAC)に変換するひと手間が必要になります。 MP3を音声だけのMP4に変換することは変換アプリで簡単に変換できますが、音声のみのMP4はYouTubeは受け付けません。そこで何か画像一枚を音声長さにあわせて表示するなどダミー動画を加える必要が出ます。この作業には動画編集ソフトを使いますが、編集した動画を吐き出す作業(エンコード)にものすごく時間がかかるので、練習記録をこまめに動画にするのは大変だろうと手をつけていませんでした。ところが音声だけならすばやくエンコードもできるとわかりYouTubeを音声アップロード先に利用するようになりました。
動画は写真の連続ですので、PCはだいたい1秒間に30枚分の写真を動画の時間長さだけ合成していきます。これがエンコードです。画面表示が大きかったり画面変化が多かったりすると時間がかかります。これを画面を小さく、1秒間の写真枚数を少なく、全く変化のない1枚の白黒画像とすると、PCは簡単な作業(1秒あたりの編集枚数が少なく、それも小さく動かず色変化がない)の繰り返しとなるので、作業が速く済むとわかったのです。練習記録1時間30分の音声データを5~10分で動画に変換できます。これなら変換アプリで映像なしのMP4に単純変換するのと同じくらいなので、実用になると感じました。
もしこれが演奏会記録動画でFHD(30fps)などだと、今のPCでも録画時間と同じかそれ以上かかります。地デジ放送が始まった2011年頃のPC環境だと4~5時間かかりました。
手順をまとめると
①練習音声収録(録音機、スマホなど)
②最初と最後の余分な音声や不要な音声部分をカット
③320*240の白黒画像を準備
④動画編集ソフトで音声データと画像データをH264MP4動画にエンコード
動画サイズはできるだけ小さく(320*240)、フレームレートは少なく(15fps)
⑤YouTubeにアップロード(これも通常動画より速くアップロードできます)
⑥メンバーやリンク用なので限定公開
となります。
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